ゼロウェイストが世界のあちこちでムーブメントになっているわけ

Zero Wasteとは、フランス生まれ・カリフォルニア在住の女性、Bea Johnson ( ベア・ジョンソン ) 氏が挑戦したゴミ削減運動に代表されるライフスタイルのこと。彼女の本が出版されたことにより、2013年頃よりその活動が世界で認知され始めた。

”家族4人が1年間に出すゴミの量がガラス瓶1本分(=およそ1リットル)”というところまで削減した彼女のライフスタイルは、クリエイティブなアイディアがたくさん詰まっている。彼女の執筆した本は現在20カ国語に訳されており、日本語版は2016年に出版された。

ニューヨーク在住の女性Lauren Singer ( ローレン・シンガー ) 氏はJohnson氏にインスパイアを受け、学生時代に自身のライフスタイルを見直し、ブログやYoutubeでメソッドを紹介。1年間のゴミの量がジャー1個ぶんという彼女の取り組みも様々なメディアで取り上げられた。また、彼女は2017年にニューヨークにバラ売りのショップもオープンした。

ゴミをそこまで減らせるなんて信じがたいこと。ストレスもありそうだ。それでもローレンは「怠惰な私ができたことだから誰でもできるはず」と訴える。現在、彼女たちからアイディアを得た人たちが、イギリス、フランス、オランダ、ドイツなどヨーロッパ各地、カナダ、オーストラリアで取り組んでおり、ブログを通じてたくさんの情報を見ることが可能だ。アメリカ・ニューヨークでは市が積極的に参加しているのが伺える。環境保護のため、市民に参加を喚起している。

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なぜそこまでするのか?

人それぞれ違う動機があると思うが、大体の目的は自身の健康のため、環境問題のため、次世代の未来のため。そして節約にもなるし、すっきりした快適な家にもなる。

まず日々自分の行動が地球にどのくらいインパクトを与えているのか認識することで、環境問題のためにできることは自分の周りにたくさんあると気づく。
私一人がやったところで地球が劇的に変わるわけではないといって放棄しない。100人がやったらどうだろうか。1万人が参加したら?
ゼロウェイストを実践する彼女たちによってハウツーが紹介され、プロダクトやお店の情報が共有されることでより多くの人が参加することになり、世界中でどんどん広まっている。

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ショッピングは投票だ

・生産過程に納得できるものを選び、それが不要な物として終わらないように扱えるものを買う。
・リサイクルに回すだけでなく、リサイクルされた製品を使うことでリサイクルマーケットの需要を増やす。(スチール、アルミニウム、グラス、ペーパーなど)
・いらないものは貰わず、必要なものだけ揃えて繰り返し使い、最低限のものをリサイクルや肥料にする。

どんなに小さなことでもいいからやってみようと思える人が増えてくれるといい。買い物の仕方を工夫するだけで私たちの地球に必ずポジティブなインパクトを与えるのだから。